新カード《ゴブリンの魔除け/Warping Wail》
>正直言い過ぎかな

ということで前の日記のひみつにメモを書いておいたのを転記。

"フェッチ+デュアル"がマナベースの中心のレガシにおいて、OGWの新カードWarping Wailを最も違和感なく運用できるデッキのひとつとして、ゴブリンが挙げられると思います。洞窟不毛港で無色マナが10~12くらい出る上に、赤という色の立場上、これまでに枠を争うようなスペルが少ない、というのも理由です。

それではゴブリン視点での各モードについて見ていきましょう。

【レガシゴブリン的効能】
・除去モード
石鍛冶、デルバ(変身前)、ヤンパイ、ボブ、死儀礼、ペインター、速槍(果敢前)、ラバマン、ヴェンディ、エルフ・デスタク・感染の各生物etc...

特にマザーをプロテクション関係なく殺せるのは特筆すべき点で、既存のスペルには真似のできない芸当です。


・カウンターモード
実物提示教育、再活性、死体発掘、毒の濁流、ナチュラルオーダー、ゼニス、グリンパス、紅蓮地獄、終末、天使への願い、インファナルチューター、ヒム、思案etc..

カウンターやハンデスといった妨害手段を持たないゴブリンにとって、付け焼刃程度かもしれませんがソーサリーを1つ打ち消すことでクロックが間に合う可能性をメインから見いだせるのは結構大きいと思っていたりします。


・マナクリモード
メイン用途は除去/カウンターになりますが、構えてターンを渡したら相手もノーアクション(または脅威となる動きをしないで)でターンを返してくる、ということも多々あります。
REBなどではその構えたマナが無駄になってしまいますが、このカードはターンエンドにトークン生成、次ターンに生贄に捧げてマナ加速といった以下のような動きが出来ます。

1tラッキー
2tパンチ→酋長、WW構え、エンドにトークン
3tクレンコ

これ以外にも、返しにもう1マナあればワーチマトロンクレンココンボいけるのに、というケースもあるし、最悪消耗戦でトップしても更地に投げ込んでクソクロックになれます。
他と比べるとゲームに及ぼすインパクトが小さく見えるこのモードがあることで、主用途である他2つのモードを構えた時のテンポロスを避けることが出来、全体的なカードパワーの底上げになっている印象です。


・その他の効能
プロテクションやBEBに引っかからない

プロテクションについては前述のマザーで言及した通りですが、サイド後は採ってたらまず投入されるBEBで消えないのも地味ながら大きい点かと。


といった感じです。サルベで初めて見た時はサイドボード候補になるかもと思っていたんですが、書いたり考えたりしているうちにメインから2~3枚くらい採ってもいいような気がしてきました。


ここまではメリットばかりを書いてきましたが、デメリットについても少々。


【レガシゴブリン的デメリット】
・ラッキーマトロンパイルが死ぬ→除去されて困るロードやクレンコは対象外
・エコーを払ったMWMがトークン出さないで死ぬ→今もソープロでやられてるので無問題

このように、実質的な被害ゼロです()

リングリーダでボトム行きになるのも今採ってる別の非ゴブリンスペルにとも共通なので、そこは構築レベルで枠の調整次第かと。無色マナが必要なので月置かれると撃てなくなるという変わり種ですが、ゴブリン相手に月をサイドインしてくる事はあんまりないと思うので、腐るときは赤ストンピィ系のメインボードくらいでしょうか。


ゼンディカーは優秀なゴブリンを数多く擁する次元だったので今回も強い生物を期待していましたが、即戦力になるのがまさかのエルドラージ呪文になるかもしれません。

使ってみたら弱かった!ということも大いにあると思いますが、スポイラーの時期はあーでもないこーでもないと騒ぐのが楽しいのです!

ほんとに行けそうなら座長とガッツリ調整出来たらいいなと思います←



そんなこんなで。

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