【初めての】Round 4: Man of the Bant VS. Man of the Jund at 夢屋FNM Feb.12.2010 【観戦記事】
2010年2月12日 MTG観戦記事 コメント (17)>前いいわけ
紙ベースのメモだと試合展開についていきにくいなぁ。手拍子のプレイとかだとホント記憶してマッチ後にメモるレベル。
まぁ最初は誰でも素人なんでねww大目にみたってください。
読みにくいところ、分かりにくいところがあればどしどしコメント歓迎です。
ちなみにタイトルは身内以外には釣りに見えるんだろうなー(自重せず
----------
>プロローグ
今日の夢屋フライデーは会議が長引いて0回戦ドロップ。体調もイマイチだし帰るかなと思っていたけど、夢屋FNM的レアキャラのHIRO君が来ているとのことなので顔出す。
三回戦までとの噂を聞くも、全勝者が二人いたとのことで四回戦に突入。
ということで今夜は、その四回戦の舞台で運命づけられたかのようにペアリングされた二人の一戦をお届けしよう。
※決勝卓の試合じゃないのは仕様ですw(身内的な意味で
さぁ!はじめるザマすよ!
行くでガンス☆
フンガー(`・ω・´)
まともにはj(ry
----------
Round 4:バントの人 vs. HIRO
2-1のライン。
そんなこの日の優勝とはほど遠くなってしまった二人の最終戦の観戦記事ということで、一見需要は薄そうだが、二人の使用デッキと、それぞれのデッキに対するやり込み具合を知っている人からすると一笑に付すことは難しいのではないのだろうか。
バントの人のデッキはバントアグロ。一部DN界ではもはや完全に定着した感のある、彼の代名詞とも呼べるデッキである。マナクリーチャーからアタッカーを展開し、《数多のラフィーク/Rafiq of the Many(ALA)》、《最高の時/Finest Hour(ARB)》のバックアップで対戦相手を叩きのめす非常に攻撃的かつ前掛かりな構成だ。
対するHIROの使用デッキはジャンド。現環境でこそ揺るぐことのないトップメタであるジャンドだが、使用者のHIROはまだフェアリーやクイックントーストといったコントロールデッキが跋扈していたLRW-ALA-M10環境の頃からこのデッキを使い込んでいた。黒緑系アグロデッキを愛して止まない彼もまた、近しい人からは「ジャンドの人」と呼ばれている。
奇しくもアラーラの世界において敵対する断片同士の試合になった。
ゲームを制するのは秩序か、野蛮か。
Game1
ダイスロールで勝ち、嬉々として先手を取ったバントの人。
HIRO「バントに先手渡すのキツいなー」
と言いつつも初手をキープするHIROを横目に、バントの人の様子がおかしい。苦い顔でマリガン、マリガン、またマリガン。なんとトリプルマリガンである。
バントの人「正直次のゲーム行きたい」
そうボヤきながらも渋々キープを宣言し、ゲームを開始。
1t《森/Forest》から《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》と、3マリガンとは思えない好スタート。返しのHIROは《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》を置いてターンを返す。
バントの人の2t、《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》をセットするも、アクションなく賛美付きのマナクリーチャーで攻撃に出る。通常ならここから3マナ生物に繋げてくるところだがやはり3マリガン、手札は宜しくないようだ。
返すターンのHIROは《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》を置きつつ《稲妻/Lightning Bolt(M10)》で《貴族の教主/Noble Hierarch》を除去。序盤のマナクリ除去は土地破壊に等しく、3マリしているバントの人に取ってはなおさらだ。唯一のアタッカー(と呼ぶには心細すぎるが)を排除されたバントの人は《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M10)》を置くのみ。
そんな対戦相手に容赦なく降り掛かる《沼/Swamp》セットからの《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》。3マリしているバントの人の手札はこれで0に。トップにかけるも引いたのは《霧深い雨林/Misty Rainforest》。これを置くのみでターン終了。
続くHIROの4t目、ここでスペルキャストのそぶりを見せるも結局ノーアクションでターンを渡す。
バントの人「除去構えてるのか・・・?」
訝しがりながらも苦しい状況のバントの人は引いた《不屈の随員/Dauntless Escort(ARB)》をキャストしないわけにはいかない。
が、返すターンを待たずに飛んでくる《終止/Terminate(ARB)》。そしてまっさらになった戦場を返すターンの土地セットから駆け抜ける《怒り狂う山峡/Raging Ravine》。WWKでジャンドにもたらされた大きな戦力の一つだ。
打開策を求めトップに手をやるも、引くのは《極楽鳥/Birds of Paradise(M10)》。残りライフはまだあるものの、次のターンに登場した《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》と、HIROの豊富な手札を見て「次のゲーム行きましょう」と告げるバントの人。
バントの人 0 - 1 HIRO
Sideboarding
バントの人
in
3《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle(ZEN)》
3《大貂皮鹿/Great Sable Stag(M10)》
out
3《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》
1《戦争のアスラ、ジェナーラ/Jenara, Asura of War(ARB)》
2《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk(ALA)》
除去の強いジャンド相手に定番とも言える《大貂皮鹿/Great Sable Stag》と《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle》で相手の除去をかいくぐる作戦。
HIRO
in
2《死の印/Deathmark(M10)》
2《連鎖反応/Chain Reaction(WWK)》
out
1《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》
1《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》
2《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
戦闘能力の高いバントのアタッカー陣をより確実に葬るべく除去を追加。新環境からの《連鎖反応/Chain Reaction》がどこまで仕事をするか。
サイドアウトしたのは相手のサイドボードの《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》を読んで黒い軽量生物たちと、打つ相手の少ない《稲妻/Lightning Bolt》。
Game2
先手のバントの人、初戦と全く同じ《森/Forest》→《貴族の教主/Noble Hierarch》スタート。大きく違うのはハンド7枚からスタート出来たこと。
土地を置くのみのアクションが続くHIROを尻目に、2t《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》、3t《不屈の随員/Dauntless Escort》と展開・・・したところで
HIRO「スタックで」
《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》に《終止/Terminate》で当面の脅威を排除。バントの人は第二メインで《極楽鳥/Birds of Paradise》を出しターンを終える。
一方のHIRO、返しで《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を出し、《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》をキャスト、反撃体勢を整える。
装備される前に、と言わんばかりに《貴族の教主/Noble Hierarch》を出して賛美の後押しを受けた《不屈の随員/Dauntless Escort》が攻勢をかける。反撃の糸口を失うわけにいかないHIROはこのアタックをスルー。
返すターンで《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》に《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》装備で攻撃に出るHIRO。しかしそれを阻むバントの人の《流刑への道/Path to Exile(CON)》。土地を得るものの後続が続かずターンを返す。
続くバントの人のターン、これまでに展開したマナクリーチャーたちから《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle》をキャスト。被覆の二文字がHIROの手持ちの除去にこの大型フライヤーを除去させない。さらに追い打ちをかけるように戦場に追加される《大貂皮鹿/Great Sable Stag》がHIROに解決策を見いだすターンを与えず、ゲームを決めた。
バントの人 1 - 1 HIRO
Sideboarding
バントの人
in
2《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
out
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
HIRO
in
1《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》
out
1《死の印/Deathmark》
お互いがお互いのサイドカードをケアするサイドボーディング。《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle》、《大貂皮鹿/Great Sable Stag》対策の装備品追加とそれをさらに対策する置物破壊。
Game3
先手のHIRO、少し考えるも初手をキープ。バントの人も苦悶の表情を見せるが初手をキープ。
土地が《怒り狂う山峡/Raging Ravine》と《森/Forest》の二枚しかないものの、黒マナを早期に引き込めばスペルが強いHIROのハンドと、土地《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》一枚だがマナクリーチャーが豊富なバントの人のハンド。
互いのキープの判断が勝負に与える影響はいかに。
1t、2tとジャンドの風物詩、土地を置くだけのアクションが続くHIROに対し、1t《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》から2t《極楽鳥/Birds of Paradise》と展開。土地が一枚しかないことを強烈に匂わせる初動を狙い撃ちするHIROの《稲妻/Lightning Bolt》。しかし返しのターンのHIROも土地の引きが思わしくない。三色をバランスよく必要とするジャンドにとってこの色事故・土地事故は厳しい。
一方のバントの人、《貴族の教主/Noble Hierarch》をキャストし場の立て直しを計りつつ続くターンで待望の土地を引き込み《不屈の随員/Dauntless Escort》をキャスト。先のターンで撃った《稲妻/Lightning Bolt》以降アクションのないHIROは《不屈の随員/Dauntless Escort》を除去することが出来ないばかりか、ディスカードを余儀なくされる。
そんなことをおかまい無しと言わんばかりに攻め立てるバントの人、二体目の《不屈の随員/Dauntless Escort》を追加しつつ賛美付きのサイで4点クロックを刻む。それでも土地を引かないHIRO、続けてのディスカード。
《不屈の随員/Dauntless Escort》ビートを続け、勝利を9分以上手にしたバントの人、とどめを刺すべく戦場に送り込まれる《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle》。ライフが残り1になったHIROに出来ることはようやく引き込んだ待望の土地《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》を起動し、自らゲームの幕を引くことだけだった。
バントの人 2 - 1 HIRO
----------
3ゲーム中2ゲームが、どちらかのプレイヤーが満足な動きが出来ず一方的に終わってしまったのが残念だった。
自分はマジックを観戦することにも多くの楽しみを見いだせるタイプなので、機会があれば今後もこういった記事を書くことがあるかも知れません。
今度はGCCとかにPC持ち込んで本気でカバレージ書いてみたいですね。
以上、初めての観戦記事でした!今後のためにもぜひぜひ感想をお願いしますm(_ _)m
>追記
タイトル長過ぎたので縮めましたw
紙ベースのメモだと試合展開についていきにくいなぁ。手拍子のプレイとかだとホント記憶してマッチ後にメモるレベル。
まぁ最初は誰でも素人なんでねww大目にみたってください。
読みにくいところ、分かりにくいところがあればどしどしコメント歓迎です。
ちなみにタイトルは身内以外には釣りに見えるんだろうなー(自重せず
----------
>プロローグ
今日の夢屋フライデーは会議が長引いて0回戦ドロップ。体調もイマイチだし帰るかなと思っていたけど、夢屋FNM的レアキャラのHIRO君が来ているとのことなので顔出す。
三回戦までとの噂を聞くも、全勝者が二人いたとのことで四回戦に突入。
ということで今夜は、その四回戦の舞台で運命づけられたかのようにペアリングされた二人の一戦をお届けしよう。
※決勝卓の試合じゃないのは仕様ですw(身内的な意味で
さぁ!はじめるザマすよ!
行くでガンス☆
フンガー(`・ω・´)
まともにはj(ry
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Round 4:バントの人 vs. HIRO
2-1のライン。
そんなこの日の優勝とはほど遠くなってしまった二人の最終戦の観戦記事ということで、一見需要は薄そうだが、二人の使用デッキと、それぞれのデッキに対するやり込み具合を知っている人からすると一笑に付すことは難しいのではないのだろうか。
バントの人のデッキはバントアグロ。一部DN界ではもはや完全に定着した感のある、彼の代名詞とも呼べるデッキである。マナクリーチャーからアタッカーを展開し、《数多のラフィーク/Rafiq of the Many(ALA)》、《最高の時/Finest Hour(ARB)》のバックアップで対戦相手を叩きのめす非常に攻撃的かつ前掛かりな構成だ。
対するHIROの使用デッキはジャンド。現環境でこそ揺るぐことのないトップメタであるジャンドだが、使用者のHIROはまだフェアリーやクイックントーストといったコントロールデッキが跋扈していたLRW-ALA-M10環境の頃からこのデッキを使い込んでいた。黒緑系アグロデッキを愛して止まない彼もまた、近しい人からは「ジャンドの人」と呼ばれている。
奇しくもアラーラの世界において敵対する断片同士の試合になった。
ゲームを制するのは秩序か、野蛮か。
Game1
ダイスロールで勝ち、嬉々として先手を取ったバントの人。
HIRO「バントに先手渡すのキツいなー」
と言いつつも初手をキープするHIROを横目に、バントの人の様子がおかしい。苦い顔でマリガン、マリガン、またマリガン。なんとトリプルマリガンである。
バントの人「正直次のゲーム行きたい」
そうボヤきながらも渋々キープを宣言し、ゲームを開始。
1t《森/Forest》から《貴族の教主/Noble Hierarch(CON)》と、3マリガンとは思えない好スタート。返しのHIROは《野蛮な地/Savage Lands(ALA)》を置いてターンを返す。
バントの人の2t、《霧深い雨林/Misty Rainforest(ZEN)》をセットするも、アクションなく賛美付きのマナクリーチャーで攻撃に出る。通常ならここから3マナ生物に繋げてくるところだがやはり3マリガン、手札は宜しくないようだ。
返すターンのHIROは《怒り狂う山峡/Raging Ravine(WWK)》を置きつつ《稲妻/Lightning Bolt(M10)》で《貴族の教主/Noble Hierarch》を除去。序盤のマナクリ除去は土地破壊に等しく、3マリしているバントの人に取ってはなおさらだ。唯一のアタッカー(と呼ぶには心細すぎるが)を排除されたバントの人は《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove(M10)》を置くのみ。
そんな対戦相手に容赦なく降り掛かる《沼/Swamp》セットからの《荒廃稲妻/Blightning(ALA)》。3マリしているバントの人の手札はこれで0に。トップにかけるも引いたのは《霧深い雨林/Misty Rainforest》。これを置くのみでターン終了。
続くHIROの4t目、ここでスペルキャストのそぶりを見せるも結局ノーアクションでターンを渡す。
バントの人「除去構えてるのか・・・?」
訝しがりながらも苦しい状況のバントの人は引いた《不屈の随員/Dauntless Escort(ARB)》をキャストしないわけにはいかない。
が、返すターンを待たずに飛んでくる《終止/Terminate(ARB)》。そしてまっさらになった戦場を返すターンの土地セットから駆け抜ける《怒り狂う山峡/Raging Ravine》。WWKでジャンドにもたらされた大きな戦力の一つだ。
打開策を求めトップに手をやるも、引くのは《極楽鳥/Birds of Paradise(M10)》。残りライフはまだあるものの、次のターンに登場した《若き群れのドラゴン/Broodmate Dragon(ALA)》と、HIROの豊富な手札を見て「次のゲーム行きましょう」と告げるバントの人。
バントの人 0 - 1 HIRO
Sideboarding
バントの人
in
3《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle(ZEN)》
3《大貂皮鹿/Great Sable Stag(M10)》
out
3《悪斬の天使/Baneslayer Angel(M10)》
1《戦争のアスラ、ジェナーラ/Jenara, Asura of War(ARB)》
2《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk(ALA)》
除去の強いジャンド相手に定番とも言える《大貂皮鹿/Great Sable Stag》と《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle》で相手の除去をかいくぐる作戦。
HIRO
in
2《死の印/Deathmark(M10)》
2《連鎖反応/Chain Reaction(WWK)》
out
1《朽ちゆくヒル/Putrid Leech(ARB)》
1《芽吹くトリナクス/Sprouting Thrinax(ALA)》
2《稲妻/Lightning Bolt(M10)》
戦闘能力の高いバントのアタッカー陣をより確実に葬るべく除去を追加。新環境からの《連鎖反応/Chain Reaction》がどこまで仕事をするか。
サイドアウトしたのは相手のサイドボードの《天界の粛清/Celestial Purge(M10)》を読んで黒い軽量生物たちと、打つ相手の少ない《稲妻/Lightning Bolt》。
Game2
先手のバントの人、初戦と全く同じ《森/Forest》→《貴族の教主/Noble Hierarch》スタート。大きく違うのはハンド7枚からスタート出来たこと。
土地を置くのみのアクションが続くHIROを尻目に、2t《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》、3t《不屈の随員/Dauntless Escort》と展開・・・したところで
HIRO「スタックで」
《ロウクスの戦修道士/Rhox War Monk》に《終止/Terminate》で当面の脅威を排除。バントの人は第二メインで《極楽鳥/Birds of Paradise》を出しターンを終える。
一方のHIRO、返しで《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》を出し、《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》をキャスト、反撃体勢を整える。
装備される前に、と言わんばかりに《貴族の教主/Noble Hierarch》を出して賛美の後押しを受けた《不屈の随員/Dauntless Escort》が攻勢をかける。反撃の糸口を失うわけにいかないHIROはこのアタックをスルー。
返すターンで《朽ちゆくヒル/Putrid Leech》に《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》装備で攻撃に出るHIRO。しかしそれを阻むバントの人の《流刑への道/Path to Exile(CON)》。土地を得るものの後続が続かずターンを返す。
続くバントの人のターン、これまでに展開したマナクリーチャーたちから《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle》をキャスト。被覆の二文字がHIROの手持ちの除去にこの大型フライヤーを除去させない。さらに追い打ちをかけるように戦場に追加される《大貂皮鹿/Great Sable Stag》がHIROに解決策を見いだすターンを与えず、ゲームを決めた。
バントの人 1 - 1 HIRO
Sideboarding
バントの人
in
2《クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemage(ARB)》
out
2《遍歴の騎士、エルズペス/Elspeth, Knight-Errant(ALA)》
HIRO
in
1《バジリスクの首輪/Basilisk Collar》
out
1《死の印/Deathmark》
お互いがお互いのサイドカードをケアするサイドボーディング。《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle》、《大貂皮鹿/Great Sable Stag》対策の装備品追加とそれをさらに対策する置物破壊。
Game3
先手のHIRO、少し考えるも初手をキープ。バントの人も苦悶の表情を見せるが初手をキープ。
土地が《怒り狂う山峡/Raging Ravine》と《森/Forest》の二枚しかないものの、黒マナを早期に引き込めばスペルが強いHIROのハンドと、土地《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》一枚だがマナクリーチャーが豊富なバントの人のハンド。
互いのキープの判断が勝負に与える影響はいかに。
1t、2tとジャンドの風物詩、土地を置くだけのアクションが続くHIROに対し、1t《陽花弁の木立ち/Sunpetal Grove》から2t《極楽鳥/Birds of Paradise》と展開。土地が一枚しかないことを強烈に匂わせる初動を狙い撃ちするHIROの《稲妻/Lightning Bolt》。しかし返しのターンのHIROも土地の引きが思わしくない。三色をバランスよく必要とするジャンドにとってこの色事故・土地事故は厳しい。
一方のバントの人、《貴族の教主/Noble Hierarch》をキャストし場の立て直しを計りつつ続くターンで待望の土地を引き込み《不屈の随員/Dauntless Escort》をキャスト。先のターンで撃った《稲妻/Lightning Bolt》以降アクションのないHIROは《不屈の随員/Dauntless Escort》を除去することが出来ないばかりか、ディスカードを余儀なくされる。
そんなことをおかまい無しと言わんばかりに攻め立てるバントの人、二体目の《不屈の随員/Dauntless Escort》を追加しつつ賛美付きのサイで4点クロックを刻む。それでも土地を引かないHIRO、続けてのディスカード。
《不屈の随員/Dauntless Escort》ビートを続け、勝利を9分以上手にしたバントの人、とどめを刺すべく戦場に送り込まれる《ジュワー島のスフィンクス/Sphinx of Jwar Isle》。ライフが残り1になったHIROに出来ることはようやく引き込んだ待望の土地《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs(ZEN)》を起動し、自らゲームの幕を引くことだけだった。
バントの人 2 - 1 HIRO
----------
3ゲーム中2ゲームが、どちらかのプレイヤーが満足な動きが出来ず一方的に終わってしまったのが残念だった。
自分はマジックを観戦することにも多くの楽しみを見いだせるタイプなので、機会があれば今後もこういった記事を書くことがあるかも知れません。
今度はGCCとかにPC持ち込んで本気でカバレージ書いてみたいですね。
以上、初めての観戦記事でした!今後のためにもぜひぜひ感想をお願いしますm(_ _)m
>追記
タイトル長過ぎたので縮めましたw
コメント
お互いの苦悩が滲み出てて…うわぁ的な。
また楽しみにさせてもらいます!
いらっしゃいまし。
お褒めの言葉ありがとうございます。二人とも事故ってるんで、書く側としてはアクション少なく、試合短くて楽でしたw
大きい大会の記事を書くことはない(あっても翻訳?)とは思いますが、身内の試合とかで良ければまた書きますのでよろしくです。
今後も書いて欲しいレベルw
今度はもっと白熱したゲームでやってもらいたいものですw
状況もわかりやすいですしいい記事だと思います。
今後も楽しみですね。
欲をいえば、もう少し両者のやりとり(ようは台詞)を追加するとまた違った面白さが出てくるんじゃないかと思います。
Game3でHIRO君がしっかり黒マナを引き込んでいればもう少し白熱してたんじゃないかなww
もとい、白熱したゲーム=GCCとか中山決勝卓→俺が書くということは、既に俺は負けてるってことじゃーーねーーーかーーーwwww
>dds666さん
>>状況もわかりやすい
今のスタン環境は細かい動きが少ないデッキが多いので、カバレージ的には書き易いですw
貴重なご意見ありがとうございます。事実を伝えるだけじゃない面白いカバレージを目標に今後も機会があればトライしてみます。
なんか、カバレージだとあたかも10人以上が注目し、その時間の目玉の対戦となっているような錯覚に陥ってしまうw
ハンドやサイドを確認するために、チョコチョコ動き回っているさとぅさんを想像すると、笑いがこみ上げてくるw
>白熱したゲーム
いやいや、考えすぎw
HIROさんが言いたかったのは、こんな事故気味のゲームではなく、ターン毎に形勢がニ転三転するような展開のゲームってことでしょう!
カバレージは前々からやってみたかったので楽しかったですw楽しすぎて、事故気味なのに無駄に長くww
>>ハンドやサイド
プレイヤーさんたちの善意でサイドin/out、初手とかは真ん中で見せてもらったので楽でしたww
じゃあ次はシグさんの白熱した試合を書かせてもらいますよw
俺は今から二度寝します。6:00起床予定。
>じゃあ次はシグさんの白熱した試合を書かせてもらいますよw
是非!
俺のトップデッキを見せてあげたいです!
どちらも厳しい状況でって戦況がまたドキドキしていいですねー
そんな戦況だと書くのが難しそうなのにすごいっす!!
3戦じゃ物足りず、5戦分ぐらい読んでいたいような記事でした!
どちらもよく目にするデッキなのでサイドボーディングがかなり参考になりました!!
ちなみにGame2後のサイドボーディングはin群れ魔道士x2だよ~。
>蛇さん
HIROくんはともかく俺の迷サイドボーディングはあんまり参考にしない方が・・・
二度寝パネェww
シグさんの今日のPWCのレポにも注目w
>Maximumさん
今のスタンは動きがソーサリータイミングが多いので難しくないですよー。
これが妖精とかいる前スタンだったら軽く死ねたレベルw
>snakeさん
観戦記事、長過ぎるのも良くないんですよね。要点をまとめつつ勝負所には文字数を使う・・・。書いてみてガチのライターさんの凄さが分かりましたw
>バの人
完全にメモミスww修正しますww
思わずカードを触り、対戦をしたくなる魅力が溢れています!
それに俺みたいな情弱地方民にはとてもためになります〜。
ネット社会の昨今にあっても地域によってメタって結構違うものなんですが、ジャンドはともかくバントもどこへ行っても一定数いるようなので、参考になれば幸いです。